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ダイナースクラブにも提携カードがあります。特にマイレージカードとの提携カードが多くマイルを貯めたい人にはおすすめです。

■ANAダイナースカード

年会費は税別27000円と高い設定ですが。ANAマイルを貯めるクレジットカードとしては最強のスペックを持っています。入会キャンペーンでは最大30000マイルの獲得も可能で、ショッピングで貯まるポイントもマイルに交換できます。

参考:http://www.samdart.com

■JALダイナースカード

年会費はANAよりも高い28000円ですが、入会ボーナスは航空機への登場が条件となりますが、ANAの2000マイルよりも多い5000マイルがもらえます。JALマイルを貯めている人におすすめです。

参考:https://www.jal.co.jp/jalcard/card/diners.html

それ以外にもデルタ スカイマイル ダイナースクラブカード、MileagePlus ダイナースクラブカードも発行されているのでよく利用する航空会社のダイナースクラブカードを選ぶことができます。

マイレージカード以外にもBMW ダイナースカード、銀座ダイナースクラブカード、ニューオータニクラブ ダイナースカード等があり、いずれも高級志向のクレジットカードとなっています。また、以前は大学と提携したダイナースクラブカードも発行されていましたが、今はほとんど残っていないようです。


政界で初めてのクレジットカードを発行したダイナースクラブですが、日本では最初のクレジットカード会社としてアピールしています。設立は日本ダイナースクラブが1年早いのですがクレジットカードの発行はJCBとほぼ同時期なので、あえて日本初のクレジットカード発行というアピールはしていないようです。

世界初のクレジットカードは今のプラスティックのカードではなく、紙でできた小冊子のようなものでした。しかし、プラスティック製のクレジットカードを発案したのは日本ダイナースクラブと言われています。

日本では現在三井住友トラストクラブ株式会社が、ダイナースクラブ関連の事業を行っています。日本ダイナースクラブは1960年に日本交通公社(現JTB)と富士銀行(現みずほ銀行)によって設立されましたが、その後アメリカのダイナースクラブがシティ銀行グループに買収、その後ディスカバーグループに買収され、現在の価値になりました。

経営的には苦しい状況のダイナースクラブですが、クレジットカードとしてのステータスは健在で、今でも高級ブランドのイメージは崩れていません。これは海外だけではなく日本でも同じで、ステータスの高いカードとして有名です。

ダイナースクラブカードを作るメリットは第一にステータスが高いという点です。世界初のクレジットカードという歴史が物語るように、信用を重視したその理念は今も変わることがありません。審査基準に関しては27歳以上という入会条件だけになりましたが、これは広く入会者を募るということであってステータスが下がったと考えるのは早計でしょう。

ダイナースクラブの経営が芳しくないのは周知の事実ですが、それは経営の問題であってクレジットカードそのもののステータスには無関係です。むしろステータスを維持してきたからこそ経営が苦しくなったといえます。

ダイナースクラブのメリットのひとつにはカード利用枠が一律ではなく、カード会員の収入に合わせて決定しているという点でしょう。今はもう使えませんがタマホームではダイナースクラブカードで家を購入することも可能でした。

また、サービスの質の高さもダイナースクラブカードの魅力の一つです。特にマイルを貯めている人にとっては、あらゆる航空会社のマイルに交換できるポイントプログラムは魅力的です。また、ANAやJALの提携カードも発行されているので、そちらを利用して特定のマイルを貯めるのも効率がいい方法です。