政界で初めてのクレジットカードを発行したダイナースクラブですが、日本では最初のクレジットカード会社としてアピールしています。設立は日本ダイナースクラブが1年早いのですがクレジットカードの発行はJCBとほぼ同時期なので、あえて日本初のクレジットカード発行というアピールはしていないようです。
世界初のクレジットカードは今のプラスティックのカードではなく、紙でできた小冊子のようなものでした。しかし、プラスティック製のクレジットカードを発案したのは日本ダイナースクラブと言われています。
日本では現在三井住友トラストクラブ株式会社が、ダイナースクラブ関連の事業を行っています。日本ダイナースクラブは1960年に日本交通公社(現JTB)と富士銀行(現みずほ銀行)によって設立されましたが、その後アメリカのダイナースクラブがシティ銀行グループに買収、その後ディスカバーグループに買収され、現在の価値になりました。
経営的には苦しい状況のダイナースクラブですが、クレジットカードとしてのステータスは健在で、今でも高級ブランドのイメージは崩れていません。これは海外だけではなく日本でも同じで、ステータスの高いカードとして有名です。
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