世界で初めてのクレジットカードダイナースクラブ

ダイナースクラブカードが世界で初めてクレジットカードを発行したといわれています。ダイナースクラブの創設者の一人がレストランに行ったときに財布を忘れたことに気が付きました。このときお金を持っていなくても支払能力があることを示せるものがあれば便利だと考え、クレジットカードを思いついたという逸話もあります。

この逸話はダイナースクラブの広報が考えた作り話だということが判明しています。しかし、その理念は逸話通りで海外ではクレジットカードはその人の信用を表すものとして定着しています。日本ではまだ現金主義の人が多く、クレジットカードは借金と考えられています。借金であることは間違いありませんが、信用のない人は借金もできないということも事実です。

ダイナースクラブは経営状態がおもわしくなく、シティグループの傘下になりましたが、今ではアメリカのディスカバーグループの傘下となっています。おそらく徹底した高級志向のクレジットカード発行を続けてきたため、カード会員の減少が経営を悪化させたのでしょう。

最近では入会基準を下げて幅広いクレジットカード会員を募集しています。しかし、ダイナースクラブのブランドイメージは今でも高級ブランドとしてゆるぎないものとなっています。

クレジットカードの国際ブランドダイナースクラブ

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